口の利き方  (第216回)


 本ブログを再開すると言っておきながら、なかなか先に進みません。少しごたごたしておりました。ケガをして9針縫って、全治6か月の静養中です。

 そうやって騒いでいるうちに、オリンピックは強行されそうな雰囲気になり、ここ東京では何度目かの感染拡大期に入り、都知事は夏休み、そして都議選が目の前だ。


 当面ここでは大論争はしません。日々、気づいたことを書き留めてまいります。最初は、毎日できるだけ見るようにしているNHKの朝と夕の7時のニュース。子供のころから実家みんなで見ていた慣習が残っています。

 言葉遣いの変化を聞き逃すわけにはいかない。それが今のNHKほかマスメディアの暗闇です。かつては「天皇皇后両陛下」と言っていました。それはそれで今でも聞きますが、増えてきたのは「天皇陛下雅子さま」だ。発声が面倒なほうに変えている。


 かつては「市区町村」だった。最近、「区市町村」と平気で言う。「区」のほうが「市」よりも上位だと主張しているのは、東京だけなのに。

 かつては「日本人横綱」を待望していたのだが、最近、「日本出身の横綱」になった。これはモンゴル出身の横綱が、日本国籍を取得する流れが出てきてからです。どれもこれも、気に入らないです。


(おわり)




揚羽蝶  (2021年6月11日撮影)























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